2009年6月28日 (日)

ドナーカードを返上しました

 臓器移植法の改正が衆院で可決してしまって、参院に議論は移りました。

 私は、腎バンクとアイバンクに登録をしてドナーカードを持っていたので、心臓死での移植には、反対ではありませんでした。脳死移植には自分の家族が脳死の状態になっても絶対に提供できないだろうと思うので、移植でなければ助からない人には大変気の毒ではあるけれど、反対でした。

 衆院を可決してしまったことで、あらためて医師や反対の市民団体の人たちがなぜ反対をしているのは、知りたいと思い、インターネットで調べたり、本を数冊読みました。

 その結果、腎・アイバンクに電話をかけ、ドナー登録をはずしてもらう決断をしました。

 私は脳死についても、心臓死における移植についても、具体的なことは何も知らずに、安易にドナー登録をしてしまったのだと、自分の無知を恥じています。

 以前、チラッと読んだ「幸福の科学」の本のなかに、脳死とされた人も臓器を取り出されるときにはすごい痛みを感じているだ、と書いてあったは覚えていますが、まあ宗教者の書いていることだから、情緒的なものだろうと考えてしまっていました。

 それが、今回、臓器移植に反対の医師たちが書いた本を読んでも、まったく同じことが書かれています。脳死とされた人から臓器移植をするとき麻酔をかける話、脳死とされた人から赤ちゃんが生まれ、無事に育っているという話し、脳死判定をするために、人口呼吸器をはずさなければならないために、判定そのものが死期を早めてしまうことなどなど、知らないことばかりでした。また、ドナーカードを持っていると交通事故などにあったときに治療が優先されないということも、知りませんでした。

 私は移植に反対の本だけ読んだのではなく、賛成派の「脳死 ドナーカードを書く前に読む本」をいうのも読んでみました。これを読んでいたら、ドナー登録などしなかったと思います。読んでいる途中で、執筆者が人間を物としてしか見ていない視点に気持ちが悪くなってしまいました。

 一例を挙げるなら「10年前、ドナーの予想図宇は1年に2万9000人と見込まれたが、市シートベルトが普及し、エイズ患者が増えたため提供数は減った。」という記述があります。これではまるで、シートベルトの普及で交通事故で死者が減ったことを残念がっているようにしか読み取れません。

 脳死移植のことを調べているうちに、横浜カーフリーデーでいっしょに活動してきた全国交通事故遺族の会も脳死に反対していることを知りました。本当に私は、無知でした。

 「ドナーカードを書く前に」を読むと、なぜ交通事故の遺族の方が脳死移植に反対なのかよくわかります。交通事故で脳死状態になった人はアメリカでは臓器の提供源以外の何ものでもないのです。

 数冊の本を読んだだけでは、勉強したうちにもならないのでしょうが、私には脳死移植を推進する人たちより、反対している人たちのほうが論理的で、人権を大切にして、死に対して真摯に向いあっているように感じます。

 インターネットで情報を得たとき、「これは原発の問題と同じかも」と思いました。原発をよく知らない人たちはCO2を発生させない、石油は有限なんだから、という理由で賛成をしてしまいます。でも、よく知ると政府や電力会社がいかに金もうけのため、うそを宣伝しているのか、愕然としてしまいます。

 まずは、移植反対・賛成の人たちの本を読み、自分で判断してほしいと思います。マスコミからは正しい情報は絶対得られませんから。

 衆院で可決したとき、息子も娘も脳死で自分の臓器は提供してもいいと言っていました。ところが「移植をするとき、脳死の人の血圧があがったり、汗をかいたりするから麻酔をかけて臓器を取り出すんだって」と娘に伝えたところ、「えっ、本当!!知らないって怖いことだね」と。

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2009年4月17日 (金)

知久くんと田中優さん

 このブログは政治的メッセージを出すものだと思って、個人的な趣味のこと、特に好きな音楽などについては、書いてきませんでした。それが、音楽と政治が結びついて・・・・。

 「さよなら人類」という歌で有名になった「たま」というバンドをご存知ですか?17年以上も前から、「たま」ファンで、昔は4歳の息子といっしょにファンクラブに入り、この4歳といっしょにライブに出かけていました。が、忙しくなり、この10年はまったく「たま」に触れることもありませんでした。

 昨年12月怪我をして自宅にいる時間をもて、久しぶりに「たま」を聞いたら、無性に懐かしくなり、今度は娘といっしょにライブ通いを始めました。 いつものように元「たま」のメンバーの知久寿焼くんのサイトを見ていたら4月のライブ予定に・・・・

『沖縄県東村高江 ヘリパッドのいらないやんばるの森』出演:知久寿焼/田中優(未来バンク事業組合理事長)/寿【kotobuki】/ラビラビ

 とあるではないですか!!

田中優さんは、日本で一番最初のNPOバンクをつくった人で、坂本龍一などのAPバンク設立にも関わっている環境系の人には有名な人で、私のNPOバンクの一つのWCCの運営委員をしているので、お会いしたこともある。

ライブは田中優さんの「人間で一番悲しいときはどんなときですか?ぼくは、自分の存在に気付かない、だれも気にかけてくれない、無視されているという状態だと思います」。世界の中で、おきている貧困や戦争が実は日本のせいでおきていることが多いという話しから始まりました。

 沖縄の東村にある高江でおきていることを、日本のほとんどの人は知らない。高江はやんばるくいななど大変貴重な生物などが多数生息する自然豊かなところ。そこへ米軍のヘリパッドをつくる話しが浮上し、地域住民の意向はまったく無視する形で、建設がすすめられています。

 国は、非暴力で話し合いをもとめての座り込みをしている住民を告訴し、彼らのブログでさえ妨害行為であると主張しているそうです。

 こういう話しを聞くたび、よく与党は北朝鮮のことを批判できるものだとあきれてしまいます。六ヶ所村でもそうですが、反対運動を金と権力で抑えようとする姿は、北朝鮮とどこが違うのだろうと思う。

 今まで幸いにも国に自分の権利を侵害されずに暮らしてきた幸せな私たちは、国がそんなひどいことをするわけない、どうせ六ヶ所村の話しだ、沖縄の話しだ、自分たちにそんなことが起こるわけがないと思っている。

 だから、高江の人たちが首都圏に住む私たちにも、高江のことを知ってほしいと東京まで出てきて、賛同するアーティストたちとこのイベントを企画したのです。

 でも、本当は私は知っていたはず。沖縄でおきていることも、沖縄の情報が東京や神奈川には届いていないかも。でも、思い出したくなかったのです。いまは介護保険の問題に取り組むだけで手一杯、もうこれ以上活動を広げられない・・・と自分に言い訳をして。

 知久くんは、イキモノが大好きでNHKの熱中時間ではツノゼミの研究家として取り上げられるくらい。環境保護・自然保護と声高にいわないけれど、自分のライブを通じて高江の問題を人に伝えている。

 忙しくても自分のブログに高江のことを書くことくらいできる。そう思って、とても久しぶりにブログに書き込みをしました。

 高江の人たちは4月18日、19日に代々木公園で行なわれるearth dayにも参加するそうです。

 

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2008年4月29日 (火)

映画「ヒバクシャ」上映会のお知らせ

「六ヶ所村ラプソディー」の監督、鎌仲ひとみさんの話題作です。

ヒバクシャ」で鎌仲監督は一躍有名になりました。

日時:2008年5月17日(土)

会場:スペースオルタ(JR新横浜駅下車徒歩8分)

チケット:中高生以上500円(小学生以下無料)

主催:横浜北生活クラブ生協 反核平和ヒロシマ実行委員会

問い合わせ先:045-971-2171(米嶋)

≪上映時間≫

第1回 10:40~12:40

第2回 14:30~16:30

※チラシには鎌仲監督の講演がある予定となっていますが、次の撮影が入ってしまったため、ビデオレターに変更となります。

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2008年1月22日 (火)

核燃料を再処理する六ヶ所工場を止めよう!!

 2008年1月27日(日)会場:日比谷野外大音楽堂

12:00開場、13:00開始 14:30終了 

14:30パレードスタート

 原子力発電と核開発は表裏一体の関係にあります。使用済み核燃料を再処理して生れるプルトニウムは核兵器の材料となります。

 核の平和利用が原子力発電と言われますが、それは大嘘です。世界中が北朝鮮やイランの原子力発電所の査察に関心を示すのは、核兵器の心配があるからです。

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 1月27日に六ヶ所再処理工場のことを多くの人に知らせるためのイベントが日比谷野外音楽堂であります。このイラストはそのチラシの一部です。

このチラシによると

1、本格稼動が2008年2月に予定されている青森県の「ロッカショ工場」は原子力発電所が出す放射能1年分を1日で海や空気中に出します。

2、その放射能は青森のりんごに届き、さらに海流や風に乗って、ほたて、カキ、うに、さんま、鮭、いくら、ホヤ、あわび、ヒラメ、あいなめ、などがとれる豊かな岩手県三陸の海に届きます。

3.影響は岩手だけではありません。北海道、東北にも及びます。豊かな東北や北海道の食材が、将来食べられなくなってしまうなんて困ります。

 

 北朝鮮のミサイルよりも、実際の脅威は、国内にあるたくさんの原子力発電所。チェルノブイリの事故は日本で報道されているよりも、多くの被害を出しています。防衛省の不祥事。防衛にあれだけのお金をかけるなら、自然エネルギーの普及にもっともっとお金をかけるべき。

 北朝鮮より、イランよりずっと原発震災の方がよほど怖い。

 このイベントのことは

原子力資料室サーフライダー・ファウンデーションピースサークル、でも案内しています。くわしくはそちらのページで。

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2008年1月21日 (月)

伊藤真さんによる「高校生からわかる日本国憲法の論点」

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1月20日、新横浜のスペースオルタで伊藤塾の塾長である伊藤真さんを招いて「高校生からわかる日本国憲法の論点」という学習会を開催しました。

 主催は、私といっしょに2006年にヒロシマに行った人やヒロシマ生まれの人たちでつくったピースサークル。司会をしているのが私です。

 高校生からわかるということで高校2年生の娘をつれていきました。途中様子を見ると、けっこう目を輝かして聞いていたように見えました。

 私は社会科の教師でしたが、憲法は法律の親玉で、当然私たちには憲法を守る義務があると信じていました。でも、それは間違いだったのです。私たち国民には憲法を守る義務はなく、憲法を守る義務があるのは、権力をもった人たち=天皇・政治家・公務員なんです。

 間違って教えていました。

 日本国憲法の中で1番大事なのは、個人の尊重。一人ひとり違っていて、どんな価値観をもっていても尊重される。国は、どんな人であっても尊重する義務を負っているのです。

 いっしょにネット横浜で活動しているう藤井さんも高二の娘さんを連れてきました。横断幕は高校生の娘二人で、貼りました。

 他にもお子さんを連れてこられた方も多く、若い人たちに聞いてもらえてよかったです。

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2008年1月20日 (日)

「高校生からわかる 日本国憲法の論点」

昨年8月6日にヒロシマにいっしょに行った仲間+関心をもっている人とで、「Peace Circle」という平和について考えるアソシエーションをつくりました。

今度は憲法について学びます。

講師:伊藤真さん

◇日時:2008年1月20日(日)午後2時半~4時半
◇会場:スペースオルタ(生活クラブ生協オルタ館地下1階)
◇入場料:一般500円(高校生以下300円)

*開場時間は午後2時からです。

TEL&FAX 0466-83-1738  ピースサークル事務局 菅原

メール:yumi-green@nifty.com

自衛隊のイラク派遣をきっかけに、日本国憲法の改正の動きが活発になり、憲法9条は時代にそぐわないなど、改正が必要との声が大きくなっています。

 戦争のないこの61年間を支えた現在の日本国憲法をもっとよく知ることから始めませんか。ぜひお子さんとごいっしょにご参加ください。私も高校生の娘を連れていくつもりです。

Kenpo_1 ≪伊藤真さんプロフィール≫

「伊藤塾」塾長、「法学館憲法研究所」所長。
1958年生まれ。81年、東京大学在学中に司法試験合格。
95年、「市民のために働く法律家の育成」を指導理念に、
「伊藤真の司法試験塾」(現在の伊藤塾)を開設。
「伊藤メソッド」と呼ばれる独創的な学習法を開発。
高度で親身な講義と高い合格率により、「カリスマ講師」として熱烈な支持を集める。
著書:『伊藤真の憲法入門』(日本評論社)、
『高校生からわかる 日本国憲法の論点』(トランスビュー社)、
『夢をかなえる勉強法』(サンマーク出版)、『憲法の力』(集英社新書)など多数。

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2007年10月 8日 (月)

ヒロシマ報告会

 私が加入している生活クラブ生協は、社会運動が盛んだった生協で、平和問題に取り組むため、毎年8月6日に向けて組合員からカンパを集めて、代表をヒロシマに送り出しています。

K3200024 昨年は私が代表として参加してきましたが、今年はたくさんのカンパも集まったということで、大人3人の子どもは10人が8月6日のヒロシマに行ってきました。先日、ネットつるみの事務所ともなっている生活クラブの組合員さんのお宅の離れで、その報告会を行ないました。主催は反核平和ヒロシマ実行委員会。

 今年の報告者はおかあさんがおととしこのツアーに参加したという大学生のお嬢さんと叔父様が被爆体験をしたという方。

大学生のお嬢さんは、「暗いだけのイメージかと思っていたが、そうではなく、元気になるいい話もたくさん聞かせてもらった」と話してくれました。参加者の中には、子どものときにあまりにも悲惨な原爆の話しを聞かされたので、絶対にヒロシマには行きたくないという人もいましたが、そうではなく、生きるエネルギーをもらえる場所にもヒロシマがなっていることに驚いていました。

 最後に「ひろしま平和の歌」のオカリナ演奏で終わりました。

 8月6日以外にヒロシマに行っても、ただの大都市にしか過ぎません。ぜひとも8月6日のヒロシマに行っていただきたいと思います。被害者だけのヒロシマ、過去のヒロシマではなく、そこから今世界中で何が起きているのか、見ることができる不思議な空間になっています。

 私は今度は、8月9日に長崎に行きたいな、と考えています。

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2007年10月 1日 (月)

「アジアの中の日本の役割~イラク特措法をふまえて」

私は、生活クラブ運動グループでつくっているNPO法人参加型システム研究所の企画委員をしています。その定例研究会のご案内です。

今一番話題の「イラク特措法」についてです。

「アジアの中の日本の役割~イラク特措法をふまえて」
日時:10月3日(水)18:00~20:00
会場:横浜市開港記念会館 9号室
「みなとみらい線日本大通駅」下車徒歩1分
参加費:500円
講師:藤原帰一さん(東京大学教授 国際政治)

申込は参加型システム研究へお願いします。

 以下は、システム研究所のチラシから抜粋です。

参議院選で民主党が多数になり、参院の与野党の議席が逆転しました。そこで国際的問題の「イラク特別措置法」が期限切れとなり、民主党が継続反対することで日米関係に亀裂が生じています。これからどうなるのか。一方アジアからみたらそれはどんな意味を持つのか、今回国際政治の第1人者である藤原帰一さんを招き、お話をしていただきます。
 藤原さんは著作『「正しい戦争」は本当にあるのか』で、平和への空論は、戦争への空論と同じくらい大きな過ちに転びかねない、といいます。平和から理想の仮面を取り除くことが必要ではないか。憲法9条と絶対平和主義が展望を開くとも考えない。国際政治のリアリズムから平和への細道を理念よりも実践の課題として探っていくことだ、といいます。市民活動との接点はどこにあるのか、期待できます。

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2007年6月11日 (月)

イスラムとテロ

Ts380126  日本トルコ文化交流会の主催の「イスラムの観点からテロと自爆攻撃」をいう講演会に行ってきました。

横浜在住のトルコ人は100人。、そのうち半分が鶴見区に住んでいます。生涯学級で知り合ったトルコ人の友人に誘われて、参加してきました。

今、テロというとイスラム過激派とイコールのように言われているが、それが大きなあやまちであること。アメリカの政権が民主党に変わっても、イラクからの撤退はあり得ないことなどが3人の論者によって語られました。

防衛大学の教授である孫崎亨氏、東京財団の佐々木良昭氏、トルコセルチュク大学のアクタイ・ヤースィン教授。

アメリカの大統領選は以前と変わってしまった。お金がないと大統領になることはできない。そのお金の出所を考えれば、アメリカにとって中東地域が最重要であることは民主党であっても共和党であっても変わらない。

 イスラムが過激で排他的というのが誤解であることはオスマントルコの時代を見ればわかる。多宗教・他民族が共生していた。それを今のトルコがしっかりと認識をして発信をしていくことが大事だと。

 イスラムでは殺人を大きな罪だとしている。また自殺も禁止されている。テロは宗教から来るものではなく、その地域の事情と外部からの圧力がある。それがテロとなっている。ジハードの意味は本来忍耐とか努力の意味。

 佐々木教授は、分析からさらに一歩進めて、テロに関心の改善法を提案しています。あくまでも宗教が理由でのテロではないため、紛争が起こっている地域でのスロービジネスへの回帰。つまり伝統工芸技術を基礎にした工業の奨励、必要なものを必要なだけ生産消費する社会へのと変えていくこと。

オスマントルコが600年にも渡って他民族で共存していたのは、ギブアンドテイクの関係ができていたからで、大英帝国やヨーロッパ諸国の支配が続かなかったのはテイク&テイクであったから。

トルコはほとんどがイスラム教徒の国です。でもトルコはEUに加盟を希望しているなど、かなり欧米化しています。イスラムと欧米をつなぐことができる可能性をもった国です。

 鶴見にはトルコ人がつくったインターナショナルスクールがあります。鶴見からかつてのオスマントルコのように、いろいろな人が共生できるまちをつくっていきたいと思います。

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2007年5月26日 (土)

映像で現在の戦争や環境問題を見せてくれる川崎平和館

003_1横浜北生活クラブの反核平和実行委員会で川崎の中原区にある平和館に行ってきました。

1時間の見学時間は余ってしまうのではないかと思っていたのですが、映像で過去から現在までの戦争や環境問題、貧困の問題など同じ地球の中で2つの世界があることを、わかりやすく見せてくれるコーナーが豊富で、とても勉強になりました。

 原爆の父とよばれるオッペンハイマーは水爆の開発に反対をして、レッドパージにあったことなど、知らないことをたくさん映像で見せてくれます。

戦争だけでなく、環境破壊や貧困も取り上げていることがすばらしいところです。

005_1 平和館は中原平和公園の中にありますが、ここには長崎市長や広島市長も訪れて植樹をしているようで、先日射殺されてしまった伊藤一長市長のものもありました。

横浜にはこのような施設がなく、せっかく非核兵器平和都市宣言の存在する覚えている人が少なくなっています。

子どもたちよりも、むしろ大人が来るべき施設ではないかと思いました。

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2007年3月 4日 (日)

憲法を変えてはいけないとは思わないけど、九条だけは変えてはいけない

 花月九条の会主催の「戦争をしない国 日本」の映画上映会に行ってきました。

日本の近代史を復習した感じです。私は、米軍再編についてピースデポの梅林さんから2度にわたってお話を聞いたので、今のアメリカが日本に何を望んでいるのか、映画を見て再確認しました。本とは違い、映像は感性そのものに訴える力を持っています。

 でも、イラクやアフガニスタンの映像を見るに、日本は九条があるおかげで戦後一人も殺すこともなく、殺されることもなかったというナレーターには異議があります。

 イラクやアフガニスタンでの後方支援は、本当に日本がイラク人やアフガニスタン人を殺さなかったといえるのでしょうか。

 香田青年がイラクに入り、それで殺されたのは入らないのでしょうか。自衛隊がイラクに派兵されていなければ、殺されることはなかったはずです。

 私たち日本の市民がやるべきことは、日本政府が私たちを再び戦争の惨禍に巻き込まないように監視し続けることです。そして、選挙のとき、そうでない人を議会に送ることです。が、憲法に関しては自民も民主もたいして違いがありません。本当に民主党には困ったものです。

 アメリカでも、二大政党制でイラク戦争を防げなかったことから、第3軸が必要だと言う声が出てきています。日本でも憲法問題に関しては、自民も民主も同じ穴のむじな。

 でもその他の選択肢が共産党や社民党では・・・・。

 統一地方選で、既成政党ではない市民議員が議席を増やし、民主に目を覚ましてもらうしかないのでしょうか。(といってもあくまでも国の民主党です。横浜の民主党はとっくに自民党と同化して、民主とは名ばかりですから)

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2007年3月 1日 (木)

花月九条の会の映画上映会があります

 私が住んでいる地域には、花月九条の会があります。私はまだこの会では何の活動もお手伝いもできていません。

 3月4日に、「戦争をしない国 日本」の映画上映会を行うそうです。実家のすぐ近くにある岸谷会館で行われます。私も行く予定です。

 3月4日(日)午後3時から5時まで

 岸谷会館は38系統と41系統の「安養寺前」のバス停の前です。廃止される14系統の「安養寺前」ではありません。

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2007年2月 4日 (日)

竹内浩三を歌う~ピースコンサート

Imgp1077s 昨日、新横浜のスペースオルタで、「ピースメッセージ&ミニコンサート」を主催しました。

 主催は、生活クラブのヒロシマにいっしょに行った人たちとつくったグループ「Peace Circle」。

 私も聞いたことがなかったので、誘った人たちがどう感じるだろうかと不安でしたが、みんな感動して帰られたようです。

 お姉さんに3人目の女子が生まれたとき、その子宛に書いた手紙がとても胸を打ちます。

「お前が生まれて、僕は本当にうれしい。おねえさんは、お前が生まれたとき3人目も女の子だったのでとてもがっかりしたそうだ。生まれて周りをがっかりさせる運命に生まれたとしても、お前までがそれを引きずって、がっかりする必要はない。人間にとって一番大事なことは、生きることだ。お前は胸をはって生きていけばいい。」

Imgp1123s 椅子に立てかけられているのが竹内浩三さんです。朗読をしてくれた俳優の西川さんは、声がとてもよくて、朗読にも心がこもります。

最後は感情移入で泣きながらの熱演でした。

ピースコンサートなんて「暗い」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、竹内浩三はユーモアもあり、明るい、楽しい歌から始まります。

小薗さんは、小さな集まりにも来てくださるそうですから、みなさんもこのコンサートを主催してみてください。

またhttp://www.h4.dion.ne.jp/~msetuko/tkozo/takeutisakuhin.htmlで、歌を少し聴くことができます。

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2007年2月 3日 (土)

明日、大内裕和さんの講演があります

 明日、かながわ労働プラザで、「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」のよびかけ人の一人であった大内裕和さんの講演があります。

 2007年2月4日(日)午後1時半からです。私も行こうと思っています。

かながわ労働プラザの地図

http://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/lplaza/map.html

 教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会のホームページはとてもかわいくて、お気に入りでした。教育基本法が変えられてしまった今、一旦解散することが決まったそうです。

 

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2007年1月11日 (木)

竹内浩三ってご存知ですか

私もよびかけ人となって設立した平和の問題に取り組む「ピースサークル」が行なうイベントです。

私も最近になって竹内浩三という詩人の存在を知りました。テレビゲームの画面のような戦争報道では、戦争の悲惨さを実感することはできませんが、竹内浩三の詩はとてもリアリティがあり、胸にせまってきます。

この竹内浩三の詩に曲をつけ、紹介しているのが小園弥生さんです。

ぜひいらして下さい。

「戦死やあわれ、兵隊の死ぬるやあわれ、遠い他国でひょんと死ぬるや・・・」

 1945年フィリピンバギオで23歳で散った詩人・竹内浩三の「骨のうたう」です。「国のため、大君のため 死んでしまうや・・」とあるように戦争になれば、一人ひとりの価値は国家の前に消され、平和な日常が奪われていきます。戦後60年が立ち、平和憲法を変える動きのある中、もう一度、戦争とはどういうものか、竹内浩三の詩を通して

見つめ直します。

参加費  大人 500円、高校生以下200円

歌と朗読で届ける 竹内浩三の世界

とき  2月3日(土) 開場:1時  開演 1時30分

場所  スペースオルタ(新横浜駅徒歩7分)


出演者  小園弥生さん(歌とピアノ)  

西川亘さん(朗読)  相馬正男さん(ギター・二胡)

被爆証言:「横浜市原爆被災者の会」小川節子さん

主 催 : Peace Cicle(生活クラブ神奈川) 

問い合わせ先:080-5172-2880(片山)

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2006年11月30日 (木)

いつの間にか、防衛庁が防衛省に!私はこれにも反対です。

 教育基本法「改正」の影に隠れ、あまりマスコミ報道がされない中、防衛庁が防衛省に格上げされることになったようです。

 これは民主党も賛成のようです。

フーん、これはどういうことなのか。今まで安全保障の問題も外交問題である限りは外務省が管轄していました。それを今度は、防衛省がやることになるのでしょうか。

 防衛が外交の下にあるのではなく、対等というのか、横並びになった。とはいっても、外交の一番最後の手段だから、下でよかったものが横に来た。これは立場が逆転したということです。

 なんだか、最近の政治は戦前の映画を見ているようです。

 国民総動員法にあたる、国民保護法ができ、教育勅語に変わる教育基本法、そして治安維持法である共謀罪。そして、国民が知らない間に防衛庁が省に昇格しました。

 こうして、日本が加害者になる道がまた開かれてしまいました。残念です。

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2006年11月16日 (木)

未来に禍根を残す 教育基本法強行採決

 急ぐ理由もなく、やらせのタウンミーティングで教育基本法を変える方向に誘導したと大問題になっている中、与党単独で採決が行なわれました。

 いじめ自殺、引きこもり、高校必修科目の未履修問題など教育現場の課題が噴出している今こそ、教育がどうあればいいのかを議論する格好のチャンスだったはずです。国会だけの議論ではなく、市民の間でも多いに議論をしなければならない問題です。それを強行採決した、裏には一体何があるのでしょう。

 いじめ自殺「0」という統計をみてもわかるように、文部科学省⇒都道府県教育委員会⇒市町村教育委員会という構図が、問題解決を困難にしています。

 萎縮した現場の教師、校長は学校現場よりも教育委員会の評価を気西て、教育委員会は文部科学省の評価を気にして、一体だれが、子どもたちに目を向けられるのでしょうか。

 学校を教師と保護者と地域の人が責任をもって運営する体制をつくり、大幅に学校に権限を移譲する。一体のだれのための学校なのかをもう一度再認識することが大事です。

 今日衆議院を通過した、新しい教育基本法はこの文部省を頂点をする中央集権を完結させてしまうものです。これでは、いじめ問題はもっともっとひどくなっていくでしょう。

 このひどい強行採決に、マスコミはほとんどだまっています。松坂の60億円の契約と教育基本法の強行採決とどっちが大事なのですか。

 菅総務大臣の放送命令についても、マスコミは無言です。共謀罪のときはホリエモン一色でした。しかし、東京新聞をはじめ、だんだんとマスコミで報道されるようになり、前の国会では成立阻止ができました。

 マスコミよ、これからでも遅くないから、自民党・公明党のこの暴挙についてのキャンペーンをはじめて下さい。子どもたちの未来に大きな禍根を残すことにならないように。

 

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2006年11月14日 (火)

校長先生、自殺をしてはいけません

いじめが発覚した北九州市の小学校の校長、愛媛の県立高校の校長が必修科目の未履修問題で、責任を負って自殺しました。

 死者に鞭打つ行為になるかもしれませんが、校長先生、自殺はいけません。これではつらいことがあったら、死ぬしかないと、身をもって子どもたちに教えているようなものです。

 つらいことがあっても、それでも生きていくことに価値があると、教えていかなければならないのです。あとに残された人の悲しみは、同じではないですか。

 自殺は遺伝する、とある小説にありました。親が自殺をした子どもたちは、つらいことがあれば死んで逃げることができると体験で学んでしまうと。

 いじめで生徒が自殺したことの責任を感じるなら、子どもを自殺に追いやらない方策を必死に考えて、実行するのが責任の取り方です。

 教師は自殺してはいけない。親も自殺してはいけない。つらいことがあって逃げることはちっとも卑怯じゃないけど、死に逃げ込んだら、もどってこれないのです。

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2006年11月 9日 (木)

米軍再編と安保条約と改憲~みんなアメリカの要求だった

20061109_011 生活クラブの代表派遣で、8月6日に広島に行って、広島や呉、岩国で見てきた現実を神奈川の生活クラブの組合員にも伝え、生活クラブの中から、平和運動をもう一度、始めたいと思いました。

幸い、いっしょにいったメンバーも同じ思いをもっていたので、第1回の集まりを持ちました。

今、神奈川や岩国で何がおきているのか、まずをれを知ろうと、平和構築について、見識も広く提案もしているピースデポの代表の梅林さんに来ていただき「米軍再編」の勉強会をしました。

 なぜ、今自民党が憲法9条を変えようとしているのかよくわかりました。

 冷戦が終わり、世界が正規軍と正規軍がぶつかりあう時代から、対テロ戦争や、サイバー戦争、非正規軍との戦いに入っていること。そのため、在日米軍は極東における東西冷戦の基地としてではなく、世界どこへでも出かけていくための基地へと変わっている。

 米軍が日本が基地を使うことができるのは、日本が攻められたとき、極東に有事がおきたときに限られると安保条約で決められています。当然これは憲法9条があるから、安保条約にその縛りがかかっているのです。

 本当はイラクやアフガニスタンを攻めるための基地にしてはいけないのです(実際は憲法違反、安保条約違反をしてイラクにも出かけていっています)。

 これでは、アメリカが困る。だから憲法を変えようという議論が起きているのです。アメリカから押し付けられた憲法を日本が自主自立の中でつくるのだ、という自民党の政治家がいますが、結局アメリカ軍の希望通りに戦争ができる国にしたくて、憲法を変えたいのだということがよくわかりました。

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2006年10月18日 (水)

みたけ台デポーのヒロシマ報告会

20061018_001 横浜北生活クラブ生協のみたけ台デポーで、ヒロシマツアーの報告会を行ないました。

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なんと、デポーの前での屋外での報告会です。さすが、子どもの多い青葉区。小さなお子様づれの方も参加してくれて、大感激です。

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2006年10月13日 (金)

プルトニウム大国日本

Scan10052_3    「六ヶ所村ラプソディー」を見てきました。金と権力で住民の反対を抑えていく様子は、日本は本当に民主主義の国なのだろうか、と思ってしまうほど、えげつないものです。

 私も原発に反対ですが、自分の生活だけでなく、子どもの就職、生活の安定までかけて、反対し続けられるか自信がありません。

 子どもたちの将来・未来のために「使用済核燃料再処理工場」建設に反対する人たちと、安定して職場ができることで、子どもたちの働く場所ができると考える人たちは同じく「子どもたちの将来のために」、建設に賛成していきます。

 日本には現在55基の原子力発電所があり、原爆5000発分に相当する40トンものプルトニウムを保有しています。北朝鮮だけではなく、国際原子力機関の核査察の最重要国の1つになっているそうです。

 核実験は絶対にやってはいけない、これはどこの国が行なおうと絶対に許してはいけない。アメリカもフランスもやっています。先進国ならやってもいいなんてことも絶対ないのですが・・・。

 北朝鮮が核実験をする前から、日本の中で「核武装論」が出てきています。

 安陪さんは、12日の予算委員会で『「非核三原則」は堅持する』と答弁していたので、核武装論者でないことがわかり、よかったと思っています。

 できれば、もう一歩すすめて、非核兵器国から、非核国へ格上げして下さい、安陪さん。国際原子力機関の査察の最重要国なんて、世界から見ればイラクや北朝鮮と日本は同じ扱いなんですよ。

 平和利用の核でも原爆でも、放射能の害は同じです。チェルノブイリの事故で、本当に何人が亡くなったのか、今だに真実は明らかではありません。4万人以上が亡くなっているとも言われていますが・・・・。

 横浜市は、「非核兵器平和都市宣言」をしていますが、まずはこれを「非核都市宣言」に変えていきたいですね。

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2006年10月 5日 (木)

ヒロシマをとおして平和を考える

060806_083301 食の専門生協といわれている生活クラブ生協ですが、平和の問題にも早くから取り組んでいて、毎年カンパで8月6日にヒロシマへ組合員を派遣しています。

今年私がその一人としてヒロシマツアーに参加してきました(写真は、8月6日原爆ドームの前でダイインをしたあとの平和集会の様子です)。このときの様子は8月の記事に書いています。

今回参加したメンバーの多くは、ヒロシマの悲劇が過去の問題ではなく、岩国・呉・江田島の米軍基地、自衛隊機基地など、世界戦略の中に巻き込まれている様子にショックを受けて帰ってきました。

ヒロシマは見て来たけど、第2の基地県である自分達の神奈川について知らなかったこと、ヒロシマと神奈川で今なにがおきているのか、一人でも多くの人に知ってもらいたいと「ヒロシマをとおして平和を考える会(仮称)」を立ち上げました。

11月9日に、まず第1回としてNPO法人ピースデポの代表の梅林さんに来ていただき、米軍再編についても学習会とヒロシマの報告会を行ないます。

生活クラブの組合員以外でも参加できますので、ぜひいらして下さい。

11月9日(木)午前10時~12時半

場所:生活クラブ オルタナティブ生活館

(新横浜駅から徒歩7分)

1.米軍再編について~広島と神奈川の今を考える・・・梅林宏道氏

2.ヒロシマツアー報告・・・ツアー参加者

3.ヒロシマをとおして平和を考える会の今後の活動について

参加費:700円(資料代含む)

申し込み先:045-472-0999(FAX)

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2006年8月23日 (水)

生活クラブ ヒロシマを通じて平和を考える会

 今日の午後は、いっしょに反核平和ヒロシマツアーに参加した人たちが集まりました。自主的な集まりです。

 過去の戦争の話しを聞きに行ったつもりが、岩国や江田島などを見て、これは黙っていられない。報告会を1回やっただけで解散になってしまうのではなく、何かできることをやってみたいと、とにかく集まりを持ちました。

 ただでツアーに行かせてくれるのだと思って暢気に参加したつもりが、ヒロシマの現実を見てびっくり。知らなければ、何もしないで済んだけ知ってしまった以上、何かやりたいと、今まで平和運動に関心のなかった人がこういいました。

 ヒロシマでは岩国や江田島、呉を見たけど神奈川の基地がどうなっているのか、わからない。神奈川の基地もことも、もっともっと勉強したい。

 こういった思いをみんな持っていて、まず11月9日(木)午前に、ピースデポの梅林さんから、米軍再編の話しを聞くことになりました。その後、生活クラブヒロシマを通じて平和を考える会(仮称)の発足に向けて話し合いをします。

 遺伝子組換え作物、WTO、米軍再編、みな同じ穴のむじなです。

生活クラブの中で、平和の活動の芽が再び生まれました。どんな風に育っていくか見守って下さい。

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2006年8月16日 (水)

書評「市民の安全保障~ひとりからの平和構築」

Scan10080  参加型システム研究所の機関紙に安藤博さんの「市民の安全保障」の書評を書きました。

 

本書には3つの目的があるとかかれています。

               

 1つは、自衛権のあり方について考える。市民の税金で作られた武装部隊が日本から遠く離れたイラクで活動していることはどういうことだろう。テロからの自衛という目的で、アメリカはイラク・アフガニスタンを先制攻撃し、ほとんどつぶしてしまったことまでが『自衛』なのか。兵器・軍隊には、『攻撃的』・『防衛的』の区別はなく、ミサイル防衛システムと言っても、それはいつでも攻撃に使うことができる。軍隊や兵器は使う意思と使い方に全てがかかっています。

               

 2つ目は、戦争をなくすために戦わなければならない「軍事力が幅を利かしている現実」がどんなものかを知ること。まずは防衛白書をしっかり読み込むこととあります。

                  

 3つ目は、私たち市民が「市民の安全保障のためになにをすべきか」ということです。国家安全保障は、国が国家を守るための安全保障で、防衛といってもいいかもしれません。防衛で国家は守られても、私たち市民の安全とは別ものです。安全保障を国家から取り戻さなければなりません。

         

 Img_1909_1 私たち市民を戦争に巻き込む『脅威』は、北朝鮮政府や中国政府だけではなく自国の政府も含みます。憲法の前文にも「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」とあるように、戦争を決めるのは政府=国家です。歴史的にも戦争は私たちのような素人の市民が戦争を引き起こしたのではなく、すぐれた専門家集団によって導かれた政府が引き起こしています。戦争になれば、市民も武器を持たされ相手国の市民を殺せと命令されます。国家は守られても、市民一人一人の命が国家安全保障で守られることはありません。このことを認識しておく必要があります。

                   

 市民の安全保障における役割は、自国の政府が戦争を起こさないように監視し、起こしそうな政府は主権を行使して交代させる。政府に自衛のための実力行使を求めるとしても、戦争に踏み込む前に外交努力を尽くさせることです。そのためには、まず国内外の人たちと対話を始めることだと、安藤さんは主張します。これに私も賛同します。こう考える私たちは少数派かもしれませんが、個人として、また仲間をつくり他国の人たちとの対話を始めていきたいと思いました。

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2006年8月11日 (金)

ヒロシマ報告6.市民による平和宣言!

 市民による平和宣言2006

 アメリカ合衆国が、軍事目標主義をかなぐり捨て、戦後世界の主導権を得ようと広島・長崎に原子爆弾を投下してから、61年がたちました。20万人以上の人々を無差別に虐殺し、生き残った人々にもガンなどの障碍を今でも残しています。

その体質は、劣化ウラン弾クラスター爆弾などの非人道的兵器を使用し、市民を無差別に殺戮したイラク戦争に見られるように、今なお変わっていません。

世界中の人々が「悪魔の兵器」とみなし、その非合法化をめざして努力してきたにも関わらず、核平気廃棄への道はいまだに見えず、むしろ核拡散の危機にさらされています。

この最大の障害は、「軍事力こそが平和を担保する」という思想の下、包括的核実験禁止条約を批准せず、むしろ核実験も不要な信頼性代替弾頭の開発により、核兵器の永久保有すらめざしているアメリカ合衆国にあることは明白です。

また、青森・六ヶ所村に建設されている核再処理工場は本格運転を目前にひかえ、ヒロシマ・ナガサキを忘れたかのように、日本も核大国になそうとしています。再処理工場の運転はなんとしても止めさせなければなりません。

 被爆・敗戦体験を通じて、日本は戦争放棄をうたった平和憲法を自らの意志で選びとったはずなのに、日本国憲法公布から11月3日で60年を迎えるときに、その意志を変えようとする動きがいよいよ強まっています。

「対テロ戦争」を口実とし2つの特別措置法により、日本はアフガンにおける燃料供給作戦、イラクでの「人道復興支援」活動のために自衛隊を派遣し続けています。

ヒロシマの基地軍も例外ではなく、海田町の陸上自衛隊、呉市の海上自衛隊が関わり、「平和都市ヒロシマからのイラク・アフガン派遣」が続きました。

中東の人々が派遣された自衛隊の中にヒロシマの部隊がいることを知ったとき、ヒロシマへの失望が広がります。それは、核廃絶と平和を希求するヒロシマから世界へのアピール力を著しく弱めています。

 

 さらに、世界規模での「対テロ戦争」を機動的に対処すべく打ち出された世界規模の軍転換の一環として、在日米軍基地は、米軍の世界再編においてハブ基地としての役回りを与えられ強化されています。

5月の「最終報告」=「再編実施のための日米ロードマップ」には、神奈川・厚木の空母艦載機部隊を山口・岩国基地へ移住するなど、地元住民や自治体の強い反対を全く無視した計画ばかりが含まれます。

ヒロシマの足下に原子力空母の艦載機部隊を常駐されるという計画はヒロシマに対する挑戦でもあり、何としても食い止めねばなりません。

沖縄・神奈川の負担軽減の矛先が全て岩国に向けられていることに対して、岩国市民は住民投票で絶対反対の強い意思を示しました。

日本に民主主義を定着させるためにも、市民の意思を固め、自治体と連帯して基地強化を食い止めていくことが求められています。

日本政府は米軍再編に協力し、その実現のためアジア民衆への誓いである憲法9条改悪への道、すなわち海外での武力行使が可能な国づくりをめざしています。

国民保護=動因計画の整備、共謀罪の新設案、教育基本法改悪案、憲法改正国民投票法案等は、そのための装置と言えます。

 

 いま、暗い世界、暗い時代に対して、生活・労働・人間の尊厳を賭けて、地球規模でもう1つの世界をめざす広範な人々の努力が続けられています。核廃絶は、地球上全ての生命体の求めることであり、ヒロシマ・ナガサキは大きな責任を持つとともに、国際的に大きな力を発揮する基盤を持っています。

20世紀を通じた努力によって、戦争違法化の流れや国連憲章や国際法によって先生攻撃を禁じるという国際的世論が多数派なのです。とりわけ、今行なわれているイスラエルによるパレスチナ、レバノンへの不法不当な攻撃を止めさせなければなりません。

私たちは、国際的な視野を持って、市民が相互につながり、被爆体験を継承し、普遍化し、ヒロシマの思想を豊かにし、あらためて核兵器と戦争の非合法化と廃絶をめざすことを宣下んするものです。

                2006年8月6日

8.6ヒロシマ平和のつどい2006 参加者一同

かなり長い宣言文ですが、私も参加者の一人として宣言してきました。

Hirosima_052 赤字になっているところは、神奈川で基地問題に取り組んでいる人から異論の出たものです。岩国移転で神奈川・沖縄の負担軽減は日米政府が言っていることであって、決して負担軽減などになっていない。岩国と神奈川がお互い連携をして米軍に本国にかえってもらうために、この言い回しを変えてほしいという意見がありました。そのため、正式な宣言文はこれが配慮された形になるはずです。

(写真はこのつどいの代表の湯浅一郎さん)

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2006年8月 9日 (水)

ヒロシマ報告5:ヒロシマ・ナガサキからイラクまで・・・

Hirosima_031_1 8月5日、岩国基地ツアーから戻り「8・6ヒロシマ平和へのつどい2006」に参加しました。

テーマはもう過去のことではなく、現在進行形で起こっている被爆の問題、米軍再編と9条改憲など、タイムリーで深刻な現状についてのものでした。

プログラム

1.木原省治氏(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表)

Hirosima_034 2.船越耿一氏(長崎ピースウィーク2006実行委員会代表)、

3.川崎哲氏(ピースボート53回クルーズ・ピースウォーク隊 )、

4.足立修一氏(原爆投下と裁く国際民衆法廷・広島実行委員会事務局長、弁護士)、

5.古賀坂徹氏(原爆症認定集団訴訟全国弁護士連絡会・神奈川弁護団)

Hirosima_038 6.梅林宏道氏(ピースデポ代表)

7.田村順玄(岩国市議会議員)

8.渡辺淳子(在ブラジル原爆被爆者協会理事)

9.カジャック・ヴァルタニアン(イラク、運動家)

Hirosima_040 10.ステファニア・ディヴェルティート【イタリア、ジャーナリスト)

11.河野美代子(性教育バッシング裁判原告、医師)

12.「市民による平和宣言」の採択

Hirosima_050 ショックな話しの連続でした。本当にこれが言論の自由が保障された民主主義国家の姿なのでしょうか。最後の河野医師の性教育バッシングなどは、戦争中の「産めよ増やせよ」の下に女性の権利が認められなかった時代にもどっているかのようです。

生活クラブの「反核平和ヒロシマツアー」といのは、過去の原爆被害にあった人の過去の話しを聞くツアーだとばかり思っていました。

 でも、そうではありませんでした。戦争中に人権が無視された時代は、過去の話しではなくなっています。

 「もう2度と過ちは繰り返しません」の誓いは、アメリカのイラク攻撃に日本も加担をした時点で虚しいものになりました。

毎年原爆投下の日に、2度と起こさせないと誓いながら、今もイラクの子どもたちはアメリカによる劣化ウラン弾の被害に苦しんでいます。ヒロシマ~ナガサキ~イラクとヒバクシャは増え続けています。

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2006年8月 8日 (火)

ヒロシマ報告4:海から呉の海軍基地と江田島を見てきました

Hirosima_069 反核平和ヒロシマツアー最終日は、呉の海上自衛隊基地と江田島~岩国の米軍基地を海上から見るクルージングでした。

案内は地元呉で平和活動をしているピースリンクの湯浅一郎さん。湯浅さんは横浜の港北区に事務所を置くピースデポの副理事長でもあります。

このツアーにはピースデポ理事の田巻さんと事務局長の中村けいこさんも参加しています。(写真上)Jutakutorinnsetusurubukikog

江田島は住民が少ないということから、いいように自衛隊や米軍に使われています。小用の町のすぐ隣に米軍の弾薬庫が置かれています。写真で見るとちょうど真中にみどりがありますが、そこから右が小用のまち、左が米軍の弾薬庫です。

Hirosima_098 この写真は、イラク戦争で米軍の後方支援を行なった駆逐艦「いなづま」。駆逐艦は今は護衛艦といわれていますが、英語でいうと「デストロイヤー」

日本はイラクを直接攻撃したわけではありませんが、イラクの人たちを殺す支援をしたのです。すでに日本は戦時中なのだと実感しました。Hirosima_108_1

これは、輸送艦の「おおすみ」。2004年2月20日にイラク人道復興支援特別措置法によりアラビア海へ派遣されています。

Hirosima_016 呉の基地に停泊する4隻の潜水艦。ニュージーランドの人が呉を見て、憲法9条で戦争放棄をした日本がこんなに大きな海軍基地をもっていることに驚いて帰ったそうです。

平和の象徴の広島市のとなりの呉では、戦艦「大和」を美化する大和博物館が人気を博しています。

Hirosima_124 呉の港から呉駅に行く途中のペデストリアンデッキは大和ミュージアムの宣伝で飾られています。

 広島を中心に岩国、呉、江田島で着々と自衛隊と米軍が一体化した再編成が行なわれています。

生活クラブかながわが一番ヒロシマツアーに熱心だといわれましたが、米軍の司令部が座間におかれる神奈川とヒロシマ・岩国は一体です。神奈川がやらなくてどこがやるのか。

県議になったら、やることがたくさんありそうです。

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2006年8月 7日 (月)

ヒロシマ報告3:原爆記念日の報道

Scan10063   いっしょに行った生活クラブの子どもたちが広島版の読売新聞に載りました。

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2006年8月 5日 (土)

ヒロシマツアー(神奈川~岩国~沖縄)

生活クラブの代表派遣でヒロシマに来ています。

今日は、バスツアーで岩国の米軍基地を見てきました。厚木から岩国に移転をする米軍のために、新たに基地を拡大しています。Hirosima_016

沖縄や厚木と違い、岩国は米軍基地を受け入れ、今まで訴訟をおこしたりしないおとなしい市民たちだったそうです。それが基地拡張となり、3月の住民投票にまで結びつき、結果として有権者の半数以上が基地強化にNOという意思表明をしました。

その後、合併により行なわれた市長選でも住民投票をした今の市長が自民党の若い候補者を大差で破り、再度基地強化反対の民意をしめしました。

 相模原で基地問題に取り組んでいる男性も参加していて、自分たち神奈川の運動は基地を岩国に押し付けるということではない。本土に戻すこと。岩国と神奈川がいっしょになって運動をすすめていきたいと話していました。

1_1 岩国って、山口県ですが、ヒロシマのすぐ隣です。平和都市であるべくヒロシマ周辺からイラクにも自衛隊が派遣され、米軍基地が強化されています。

 反核平和のヒロシマツアーは過去の振り返りではなく、今起きている戦争、これから起こる戦争について考えるツアーとなっています。

 

8時から交流会があるというので、生活クラブの中では私だけ参加をして、ピースボートの人たちといっしょの宿に泊まることになりました。

バスツアーの中で、オーマイニュースの記者の方といっしょになったり、新しいネットワークが拡がりました。

ヒロシマツアーは過去を振り返るツアーでなく、岩国、神奈川、沖縄、ヒロシマの市民がスクラムを組んで、米軍再編に対抗するためのものでした。

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2006年5月 3日 (水)

憲法の日の共謀罪の記事

 憲法記念日の今日、毎日新聞に共謀罪の記事が載っていました。記事のリードには「関心の低さ 気になる」。

 でも、私たち一般の市民が何かに関心をもつとしたらテレビや全国紙などでの報道からです。地方分権の今こそ地域政党の役割が大きいといえるのに、テレビなどで一切取り上げないため、なかなか関心がもたれません。共謀罪もそうです。

 強行採決かと心配した28日前後のニュースは、ホリエモンの仮釈放ばかり。共謀罪を隠すために意図的かと思うくらいです。緊急院内集会でも、マスコミに報道してほしいという発言がたくさん出ていました。

 それでも、若い記者が憲法記念日に記者の目で取り上げているので、ブログに掲載します。ぜひ、読んでこれがどんなに恐ろしい法律なのか、考えてみて、反対の声を上げていきましょう。

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2006年2月26日 (日)

憲法九条の具現化こそ21世紀の潮流

参加型システム研究所の総会の記念講演で、前田哲男さんから「日米安保条約と神奈川県の基地問題」について話を聞きました。

改憲と基地の改編が同時に進行していることが大きな問題であり、神奈川県の基地は、軍港から飛行場、司令部、補給廠などまるで基地の総合デパートのような状態です。 

米軍の軍港はアメリカ以外では横須賀にしか存在しません。米兵が起こした犯罪は、日本側の思うような捜査ができず、米軍に関しては治外法権で、対等な国同志の関係とは思えません。

 第二次大戦の敗戦国であり、侵略側であったドイツは日本とちがい、近隣の国との友好関係づくりに大きな努力した結果、隣国すべてが友人であるという状態をつくりだしました。ドイツの安全保障は隣国の安全保障になっています。

翻って日本はどうでしょう。歴史の清算をせず、戦犯を祭ってある靖国神社へ首相が参拝して、世界中(決して中国と韓国だけではない)から非難をあびている始末です。

 よく武力がなくてどうやって自分の国を守るのかといわれます。しかし、武力をもてば、相手も警戒してさらに強い武力をもとうとします。世界一強大が軍事力をもっているアメリカがテロの標的となりました。神奈川にある基地は、私たち日本人を守るどころか、より危険な状態にしているのです。

 前田さんの「自衛隊を少数の国土警備隊として、あとは災害救援隊と国際協力隊に転換させる」提案に大賛成。

 憲法9条は時代遅れではなく、これからさらに威力を発揮するすばらしい条文です。憲法九条の具現化にむけて努力をしていきましょう。

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2005年10月 9日 (日)

ガラスのうさぎ

 戦後60年を記念して、「ガラスのうさぎ」がアニメ化され、カーフリーデーに関わった人たちが上映実行委員会をつくって、10月8日に上映会が行なわれました。

 「昔戦争がありました。」というナレーターですが、本当にその通りにしておきたいです。主人公の敏子は、最初は戦争の悲惨さにそれほど気がついていませんでした。まさかと思っているうちに、両親や妹たちを次々に失って、最後は兄と二人だけになってしまいます。蛍の墓よりも救われるのが、兄妹二人は生き残って、しかも実話だということ。新しい憲法に戦争放棄があることで、主人公の敏子は、、もうこれで日本が戦争をすることがないのだと大喜びしていたのが印象的でした。ドイツでワイマール憲法という大変民主的な憲法の時代のあと、だれがヒットラーの出現を予測できたでしょう。

 私の仲間が11月12日に「日本国憲法」という映画の上映会を企画しています。これは、海外の人が見た日本国憲法についてのドキュメンタリーです。日本の憲法は、世界の人から高く評価をされている、大変先進的なものであることがわかるといいます。私は憲法を絶対変えてはいけないとは思いませんが、憲法9条と男女の平等をうたった24条は本当にすばらしいものだと思っています。

「昔戦争がありました」を世界中で実現できたら、いいと思います。自衛隊には早くイラクから撤退してほしい。イラクで新しい敏子や信子を生み出さないでほしいと強く思いました。

港北・憲法を考えるブログ

関すみ江《魅せる街、暮らせる街へ》

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